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ウィリー・バンクスが国際陸上競技大会、メモリアルヴァンダムで殿堂入り


2019年9月5日(現地時間)、ブリュッセルで開催された国際陸上競技連盟(IAAF)主催の陸上競技大会、メモリアルヴァンダムにて、ウィリー・バンクスが同大会の殿堂入り選手として表彰されました。バンクスは同じく殿堂入りを受賞した米国の元短距離走、100m障害走選手のゲイル・ディバース氏、イギリスの元中距離走選手であり現IAAF会長のセバスチャン・コー氏と共に表彰式に臨みました。

同大会は、ブリュッセルのボードゥアン国王競技場で年に1度開催される国際陸上競技大会です。三段跳び元世界記録保持者であるバンクスは、同大会に5回の出場経験を持ちます。1985年に出した17.58mの大会記録(当時)は、その後10年間破られることはありませんでした。 当時の大会ディレクター、ウィルフリード・メールはこのように語りました。 「ウィリー・バンクスは、観客に大変愛されていました。彼は誰もしたことがないような方法で観客を引きつけ、助走に入る前や助走中に観客からのリズミカルな手拍子を引き出しました。近年は、多くの跳躍競技選手も観客からの手拍子を求めている姿が見られますが、これはウィリーが80年代にストックホルムの大会で始めたことなのです。ブリュッセルで行われた本大会でも、その“慣習”を始めた時、彼は瞬く間に観客の心を掴んでしまいました。」

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