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ウィリー・バンクスが次期IAAFカウンシルメンバー選挙の米国代表候補者に選出


米国時間2018年12月1日、全米陸上競技連盟(USATF)にて、2019年に実施される次期国際陸上競技連盟(IAAF)カウンシルメンバー選挙の米国代表候補者を決定する投票が行われ、弊社社長のウィリー・バンクスが選出されました。

IAAFカウンシルは IAAFの活動を管理、監督する責任を持つ機関で、IAAFカウンシルメンバーは(事務総長を除き)IAAF総会で 4 年を任期として選出されます。現行のIAAFカウンシルは2019年で任期満了を迎え、同年のIAAF総会にて新たなメンバーを決定する選挙が行われます。

IAAFカウンシルメンバー選挙にあたり、各加盟国(団体)はあらかじめ1名の代表者を候補者として指名することになっています。前述の投票で、バンクスは現IAAFカウンシルメンバーのステファニー・ハイタワー氏よりも多くの票を獲得し、USATFが指名するIAAFカウンシルメンバー選挙の候補者として承認されました。

2019年IAAF総会でカウンシルメンバーとして当選した場合、バンクスは同機関にてIAAFの組織運営や、IAAF主催国際大会やオリンピック大会等に関わる重要な事項の審議・検討に関わっていくことになります。 バンクスは、この挑戦への決意について次のように語りました。 「立候補についてのお話を頂いてから、引き受けることを決断するまでには、数か月を要しました。立候補すべき理由と、すべきでない理由を書き出し、じっくりと検討しました。そして私は、今こそ自分がIAAFカウンシルメンバーとして、様々な課題に積極的に関わっていく時が来たのだと確信しました。ロシアのドーピング疑惑調査、米国代表の確実なチーム作りを損なう傾向のある新たなIAAFランキングシステム、世界アンチドーピング機関(WADA) に関連する諸問題等、陸上競技にまつわる様々な課題が山積しています。また、陸上競技への若者の参加が減少していることについても、個人的に懸念しています。それは、大きなことをしようという意志、野心を陸上競技に対して持てないからだと思います。それが無くては、陸上競技界をかつてのような持続可能なレベルへ引き上げることは困難でしょう。」 バンクスは、これらの課題の解決に関わっていくためには、陸上競技において最も強力な影響力を持つIAAFカウンシルに参加することが不可欠だと考えています。 各国のIAAF加盟団体(2018年12月現在 214団体)が擁立する候補者の中から、十数名のIAAFカウンシルメンバーに選任されることは容易ではありませんが、元IAAF第一副会長のボブ・ハーシュ氏および先日の選挙で戦ったハイタワー氏ら米国出身のIAAFカウンシル経験者や、各方面からのサポートを得て、その目標の達成に向け前進していきたいとバンクスは考えています。 (米国トラック&フィールドニュース掲載記事より一部抜粋・再編)

 

IAAFカウンシルメンバーとは

IAAFカウンシルメンバーは、IAAF の様々な活動を管理、監督するIAAFカウンシル(理事会)を構成する役員で、各IAAF加盟団体の指名代表者から選出されます。IAAFカウンシルメンバーおよび各役員は、IAAF総会で 4 年を任期として選出されます。2018年12月現在、IAAFカウンシルは、会長1名、副会長4名、会長1名、地域陸連代表6名、および15名のカウンシルメンバーで構成されています。


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